Sweet Garden
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風に舞いあがるビニールシート。
2009年01月19日 (月) | 編集
風に舞いあがるビニールシート風に舞いあがるビニールシート
(2006/05)
森 絵都

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国連難民高等弁務官事務所で秘書をしている里佳は
現地で働いていた元夫で元上司が殉職してからの3ヶ月
心ここにあらずの生活をしていた。
元夫からも薦められた現地での仕事を現上司からも薦められるが
東京から何もない危険な地へむかう気持ちにはなれなかった。

という表題作を含め6篇の短編集です。
まず1作目の「器を探して」を読んだ瞬間から
森絵都さんが大人になっちゃった!!と焦ってしまいました。

作者はもちろん大人なのですが、なんていうかこういう艶かしさからは
遠く離れた位置にいる気がしていたんです・・・。
村山由佳さんのような感じ。

といっても、今まできれいな上澄みだけをすくったような
薄い小説を書いてきたわけでないので、自然な流れかもしれませんし
直木賞をとっただけの作品ではあるとは思うんです。

「器を探して」は、ケーキ職人を夢見ていた女性が
すごい才能のあるパティシエの下で働くようになるのですが
職人から秘書とさらに裏方へまわってしまうのです。
彼からは自分と仕事とどっちを選ぶのかと問われる位の多忙さです。
でもそこに後悔はなく満足感があらわれているようです。

里親探しの「犬の散歩」、大学伝説のようなレポート代筆の神「守護神」、
仏像の修復の「鐘の音」、今時の若者はという「ジェネレーションX」。

私は個人的には(感想はどれも個人的なものなんだけど)
「守護神」がすごく気に入りました。
他の依頼主とで連作小説で1冊書いて欲しかったくらいです。
ニシナミユキと同じクラスになったら、おもしろそう・・・。
仲良くなれるかどうかは危ういけれど・・・。
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